おでかけ

日本のあかりを体感しよう 灯籠工作やガス灯点灯体験も

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 東京・小平市にある東京ガスの「ガスミュージアム」で、7月15日(土)から8月27日(日)まで、夏休みイベント「日本のあかりを体感しよう!」が開催される。古灯器がともる様子で明るさの違いを比べたり、実際のガス灯にろうそくであかりをともしたりする体験を通して、日本の明かりの進化の過程を実感できるイベント。昔の人々の生活を想像しながら楽しもう。月曜休館(月曜日が祝日および振替休日の場合は翌日が休館)。開館時間は10時~17時。

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 「あかりのうつりかわり」点灯実演では、灯明・和ろうそく・石油ランプ・ガス灯(はだか火・マントル・花ガス)の順に、日本の明かりの歴史を紹介する。毎日11時~・13時30分~・15時30分~の3回開催(実演時間は約15分間)。土日祝日と8月11日(金・祝)~20日(日)には、「あかりのうつりかわり」点灯実演終了後に、卓上のマントルガス灯に実際にろうそくで明かりをともす体験もできる。約10分間。

 『あかりのうつりかわり』点灯実演Special
『あかりのうつりかわり』点灯実演Special
『ガス灯』点灯体験
『ガス灯』点灯体験

 また、小平市に昔から伝わる「祭り灯ろう」を新たな形で再現する恒例の「小平グリーンロード 灯りまつり」の会場の一つに、ガスミュージアムが加わった。8月5日(土)17時30分点灯、20時30分消灯(雨天中止)。小平グリーンロード沿いの公園・広場・公共施設などが会場になる。ガスミュージアムでのイベントプログラム「灯ろう工作教室」「おうちで灯ろうをつくろう!」に参加するほか、去年までに製作してある灯籠を持参すると、「灯りまつり」で展示できる。ガスミュージアムの庭で、ガス灯の明かり、小平の伝統的な「地口灯ろう」、たくさんの手作りの灯ろうの明かりの幻想的なコラボレーションを体感できる。

『小平グリーンロード 灯りまつり』 @ガスミュージアム
『小平グリーンロード 灯りまつり』 @ガスミュージアム

 赤レンガの洋館のガスミュージアムは、日本のガス事業に関する貴重な資料を展示・収蔵するために、1967(昭和42)年に開設された。明治の初めにガス灯がともって以来、台所やお風呂・暖房などいつも暮らしの中にあり続けるガスの歴史を学ぶことができる。

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