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血圧計主要部品を中国から国内調達へ切り替え CO2排出量を削減、オムロン

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「オムロン ヘルスケア松阪事業所」

 

 オムロンヘルスケア(京都府向日市)はこのほど、二酸化炭素(CO2)排出量削減などを目的に、三重県松阪市の同社松阪事業所で生産する血圧計の主要3部品(グランドハウジング、LCDホルダ、モジュールベース)の調達先を、中国から松阪市内に部品生産工場を持つ国内メーカーに切り替えた、と発表した。

 海外から国内への調達先変更により、輸送工程や保管場所の削減で、試算では約3.4トンのCO2排出削減が見込まれるという。松阪事業所は2022年から温室効果ガス排出削減の取り組みを始め、2023年4月からは事業所内にエネルギー消費量を可視化するシステムなどを導入している。

 オムロンヘルスケアは「今回の取り組みを通じて、地域で消費されるものを地域で生産する“地消地産”を加速していく。当社のミッションである“世界中の人々の健康で健やかな生活への貢献”を松阪市から実現できるようチャレンジする」としている。