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紙資源再生で卓上カレンダー 丸楽紙業が地域の紙ごみを活用し制作

紙資源再生でカレンダー制作 地域の紙ごみ活用、丸楽紙業 画像1
丸楽紙業 「2024年版 卓上カレンダー 気分上々 満 開運カレンダー」

 

 紙卸売業の丸楽紙業(大阪市)はこのほど、阪神地域で回収した廃棄紙の再生紙で作った卓上カレンダー(税別500円)の販売を始めた。

 阪神地域の印刷会社やデザイン事業者が出す紙ごみや企業の廃棄書類を収集・回収し、阪神地域内の地元製紙メーカーの協力を得て使える紙に再生した。この「地産地消の再生紙」を“都会の森林ペーパー”と名付けて有効活用するため、卓上カレンダーを制作した。

 卓上カレンダーの商品名は「2024年版卓上カレンダー 気分上々 満 開運カレンダー」。

 1枚2カ月分で計6枚の構成。丸楽紙業は「地域から出る紙ごみを回収し再利用する地域密着型地産地消の再生紙を生産している。これにより地域の環境負荷を軽減するとともに、自治体のごみ処理に伴う税の支出抑制にも寄与している」としている。