SDGs

飛沫防止パーティションで作ったサステナブルなクリスマスオーナメント 高校生が制作し、自ら「京王プラザホテル札幌」のツリーに装飾

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設置していたアクリルパーテーション

 「京王プラザホテル札幌」(札幌市)は、ホテル館内で不要となったアクリルパーティションを加工して作ったサステナブルなクリスマスオーナメントを12月8日(金)から展示する。制作したのは、北海道札幌工業高等学校の生徒たちで、同日には携わった高校生が自らツリーに飾り付ける予定。

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制作中の様子

 京王プラザホテル札幌では、SDGs達成に向けたイベントを開催したり、環境に配慮した製品を取り入れたりするなど、日々さまざまな取り組みを行っている。新型コロナウイルスが今年5月から5類感染症に位置づけられたことで、コロナ禍にホテル館内の宴会場やレストランに設置していた「飛沫(ひまつ)防止アクリルパーティション」が不要となり、ただ廃棄するのではなく再利用できないか、と考えたことからこの企画が始まった。

 北海道札幌工業高等学校に声がけしたところ、3年生8人が課題研究(卒業研究)としてオーナメントを、授業の一環として作成。それぞれが興味のあるテーマから作品を制作・研究し、自らデザイン・切削・色付けを行ってオリジナルのオーナメントに仕上げた。

制作中のオーナメント(着色前)
制作中のオーナメント(着色前)