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漢検が11月1日から2023年「今年の漢字」を募集 世相を表す漢字一字を12月12日発表

漢検が11月1日から2023年「今年の漢字」を募集 世相を表す漢字一字を12月12日発表 画像1
漢検 2022年「戦」(揮毫者:清水寺/森清範 貫主)

 

 日本漢字能力検定協会(漢検、京都市)は、今年1年の世相を“漢字一字”で表現する「今年の漢字」を、2023年11月1日から12月4日(ウェブ応募は12月6日)まで募集する。発表は12月12日。

 「今年の漢字」は、1995年から毎年開催し、今年で29回目。全国から応募された「今年の世相を表す漢字一字とその理由」を集計し、最多応募数の漢字を京都・清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)の揮毫(きごう)で発表する。

 応募は「個人」が①インターネット②はがき③「今年の漢字」応募箱から選べる。「団体」は団体専用用紙などから応募できる。期間は 応募用紙の場合は11月1日~12月4日(必着)。ウェブ応募の場合は、11月1日~12月6日午後11時59分。詳細は2023年「今年の漢字」特設サイト。

 昨年は22万3768票の中から1万804票を集めた「戦」が1位。「ロシアのウクライナ侵攻」「円安・物価高など生活上の戦い」などの理由があったという。