六甲山観光(神戸市)は、2024年3月16日(土)から8月18日(日)まで、植物学者・牧野富太郎博士にちなんだ企画展を六甲高山植物園で開催する。一般財団法人 神戸観光局・兵庫県立人と自然の博物館・高知県が協力。
2023年3月から90周年特別企画として開催した「牧野の足あと ~神戸で見つける博士と植物~」が大変好評だったため、さらに内容を充実させて開催することになった。日本植物学の父と呼ばれる牧野博士の功績を紹介するほか、関西に残された牧野富太郎直筆の書や手紙や標本などゆかりの品々や、精密な牧野式植物図の代表作「大日本植物志」の展示がされる。
1933(昭和8)年に開園した六甲高山植物園に、牧野博士は開園当時から何度も来園し、講話などをしていた。企画展では、NHK2023年度前期連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなり、一躍脚光を浴びた牧野博士の知られざる一面を紹介する。博士のドラマチックな生涯や数々の功績を紹介するほか、関西に残された直筆の書や手紙、写真、標本などの貴重な資料を展示する。
また、博士の人生を知るすごろく風の「博士とてくてくスタンプラリー」を同時開催。園内の8種の植物を巡りスタンプを集めると、オリジナルポストカードが完成する。牧野博士の等身大のフォトスポットも登場。植物初心者でも気軽に参加でき、牧野博士や植物に興味を持つきっかけにできる。
期間中の10時~17時(16時30分入園受け付け終了)。参加費無料(別途入園料が必要)。