日本の新年を驚がくさせた能登半島地震。今年は年頭から多くの人が能登半島に目を向け、災害大国に住んでいることについて改めて考えを深めている。3月14日に発売された小・中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ4月増大号」(朝日新聞出版、税込み520円)の特集も「知る、学ぶ 能登半島地震」。地震のメカニズムなどについても説明している。
地震から2カ月半が過ぎ、明らかになってきた大地震の原因や被害の全容をわかりやすく解説。そもそもなぜ地震が起こるのか? なぜ日本は地震大国なのか? といった基本をおさらいする。さらに積雪量が多く伝統工芸品が有名な、北陸地方や能登半島の歴史や文化についても、クイズ形式で学べるようになっている。
ニュース解説記事は「無人月探査機SLIM 日本初の月面着陸に成功!」。月探査の使命の一つは、月の岩石を調べること。SLIMのほかにはない特徴とは何か、また月を探査することで何がわかるのかを解説している。
ほかにも「世界自然遺産 登録から30年」「空の安全 どう守る?」「イスラエルの攻撃は『ジェノサイド』?」といったニュースを、小・中学生にわかりやすく説明している。