ふむふむ

認知症を知るためにこれで情報収集  専門家の連載などを収録した一冊

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 人生100年の時代。さまざまな健康不安の中でも、認知症は誰もが知っているわりに正確な知識が共有されているとはいえないものの一つかもしれない。“なんとなく不安”の種をしっかり見極めて対応するために、情報収集はかかせない。『健達ねっとで1億回読まれている 認知症がわかるコラム』(税込み1650円)が発売された。発行元は学研ホールディングスのグループ会社メディカル・ケア・サービス(さいたま市)。

 「健達ねっと」は、家族の介護と健康をサポートする健康情報サイトで、認知症研究の第一人者や介護のエキスパートらによる健康コラムが掲載されている。本書は、認知症治療やケアに長年の実績がある医師や臨床家を中心に最新の知見を集め、インターネットに親しみのない世代にも広く届けるために構成し直した。予防から診断、治療やケアに至るまでを網羅した1冊。「認知症になったら何も分からなくなる」といった漠然とした偏見を見直すためにも、一度情報のアップデートを。