SDGs

美術館の垂れ幕をアップサイクル 小学生のSDGsの学びの場に

 展覧会の時に美術館にかけられる垂れ幕。会期が終わるとどこにどう片づけられるのか。チクマ(大阪市)が企画・運営に参画する大阪中之島美術館アップサイクルプロジェクトは、第6回アップサイクルワークショップを7月24日に開催。昨年使用した巨大な垂れ幕を、夏休みの小学生と一緒に「ハニカムボール風鈴」にアップサイクルする。

 材料は、昨年に同美術館で開催された「開館1周年記念展 デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」の垂れ幕。速乾性ボンドなどを使って、風に揺れる姿が涼しげなハニカムボール風鈴を制作する。

 環境への配慮や福祉の観点はもちろん、地域との連携やパートナーシップも取り入れ、SDGsも学ぶことができるワークショップ。開催時間は10時30分~11時30分、14時~15時の2回で、募集は各回10人。対象は小学生(小1~小3は保護者同伴)で、参加費は税込み500円。申し込みは大阪中之島美術館チケットサイトから。