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東京・芝公園に廃材で製作したクリスマスアートツリーを SDGsを考えるクリスマスで、クラウドファンディングによる制作資金募集

東京・芝公園に廃材で製作したクリスマスアートツリー SDGsを考えるクリスマス、クラウドファンディングで制作資金募集 画像1
文化工房 「Re:Birth ART Christmas in SHIBA PARK」

 

 2023年12月14~25日、東京都立芝公園4号地広場(東京都港区)で東京を間近に見ながらSDGsを体験できるクリスマスイベント「Re:Birth ART Christmas in SHIBA PARK」が開かれる。

 近年、世界中でクリスマスが終わると大量のゴミが出る「クリスマスごみ問題」が話題になっており、イギリスでは生木のゴミを減らすためクリスマスツリーを鉢植えレンタルにしたり、アメリカでは飾り付けやプレゼント包装にプラスチックを排除したりといった動きが出始めているという。

 これら世界の動きに呼応し、同イベントを主催するリバースアートクリスマス実行委員会は、「クリスマスツリーを廃材で作る」チャレンジを行う。また、廃材クリスマスツリーの制作費はクラウドファンディングで集め、飾りつけに使ったリユース品などは、イベント後にクラウドファンディングのリターン品とするなど、ゴミを出さないイベントにするとしている。廃材のクリスマスアートツリーは、俳優でアーティストの片桐仁さんと、廃材再生師の加治聖哉さんが手掛ける。

 ほかにも、誰でも楽しめるスポーツゲームで、フィンランド発祥のモルックや、パラリンピックの正式種目にもなっているボッチャなどの体験や、廃材活用のワークショップ、飲食の提供もある。

 クラウドファンディングとイベントの詳細は、リバースアートクリスマスの公式ホームページ。