学校で“お勉強”している時はあまり興味が持てなかったけれど、大人になってから「面白そう」と思うことは少なくない。科学技術学、気候学、植物学、人類学、生理学、地質学、天文学、動物学、認知科学、物理学など、あらゆる自然科学の分野から選ばれた124のトピックを、美しいインフォグラフィックで解説した『絵と図でわかる科学事典 ~星の誕生、ロボットの歴史からいびきのメカニズムまで~』(カミーユ・ジュゾー、モルガーヌ・レビュラール、コラン・カラデック著、グラフィック社、税込み2860円)が4月に発売される。
「隕石(いんせき)の起源」「口笛言語」「デッドゾーン」「超高層建築物」「締め殺しのイチジク」「ビッグバン」「禁足地」など、興味深い事象の数々が、あえて分類されずランダムに並ぶ。覚醒の頻度や体温、体重減少度合いなどはさまざまな動物ごとの「冬眠」や、宇宙人並みに賢いともいわれる「タコの知性」など、知的好奇心を刺激する大人のための科学雑学事典だ。