カルチャー

「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」をデザインしよう! 第14回モビリティデザインコンテスト募集開始

2024年度モビリティデザイン大賞 星野眞吾さん「SKYSHARK-自然を汚さない乗り物」

 中高生を対象に、夢と創造性あふれる新しい乗り物のデザインアイデアを広く募集する「第14回モビリティデザインコンテスト」がスタートした。公益社団法人 自動車技術会(東京)が主催。

 作品募集を通して中高生たちに「ものづくり」の楽しさや奥深さに触れる機会を提供することで、将来の自動車産業と関連分野の発展を担う人材の育成を目的としている。2011年から毎年開催しており、今年で14回目。今回のテーマは、前回に引き続き「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」。多様化するライフスタイルが進化する未来社会を背景に、既存の概念にとらわれない、新しい乗り物(移動機器)のデザインアイデアを広く募集する。

 応募資格は、日本全国の中学・高校・高等専門学校の1~3年生と、海外在住で日本国籍を持ち、中学・高校・高等専門学校の1~3年生に相当する生徒。応募作品は、自動車・二輪メーカーの現役デザイナーやエンジニアなど、各分野の専門家が、A部門(中学生)とB部門(高校生・高専1~3年生)の2部門で厳正に審査する。モビリティデザイン大賞(1人)・モビリティデザイン賞(各部門1人)、ダビンチ賞(各部門1人)、審査員特別賞(1人)、佳作(若干名)を選出。審査員特別賞以上の入賞者には、副賞として、ペンタブレット・コピックセット・水彩色鉛筆セットなどが用意されているほか、プロのモビリティデザイナーによるマンツーマンのスケッチ講習の機会が提供される。

 応募締め切りは2026年1月15日(木)。結果発表は4月上旬。ちなみに、2024年度のモビリティデザイン大賞に輝いたのは、「SKYSHARK-自然を汚さない乗り物」。過去の作品や応募方法などの詳細は、モビリティデザインコンテスト公式ページhttps://www.jsae.or.jp/mobi-design/contest/に掲載している。