インバウンドの観光客はもちろん、日本人にとっても浮世絵は楽しいアート。東京の増上寺では、11月19日(水)~22日(土)まで、浮世絵をテーマにしたデジタルアートイベント「江戸展 ノスタルジック ~浮世絵が映す江戸~」(Droots・東京)が開催される。
増上寺は、室町時代に創建され、徳川将軍家の菩提(ぼだい)寺として江戸の繁栄とともに歩んできた。江戸時代には徳川家の厚い庇護を受け、江戸の精神文化の中心として発展。境内には、将軍家墓所をはじめとする貴重な文化遺産が今もなお息づいている。
イベントでは、増上寺が育んできた“江戸の記憶”を現代に受け継ぎ、光と映像を通じて新たな形で再生。プロジェクションマッピングなど最新デジタルアートの演出が歴史的建造物の美しさを引き立て、かつての江戸の情景や文化の息吹を体感することができる。
静寂の中に広がる光の演出は、古き良き江戸の面影と未来への創造性を結びつけ、新たな視点で日本の伝統文化の魅力を伝えてくれる。時間は17時45分〜21時(最終入場20時30分)。入場無料。










