新年に向けてこんな“縁起もの”はどうだろう。タカラトミー(東京)は、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」の新商品として、「福舞トミカ」(希望小売価格:税込み770円)を12月27日(土)に発売する。同商品は全6種あるが、購入は新年を祝うくじ形式となり、種類は選べない。全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、専門店「トミカ・プラレールショップ」、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで販売するほか、アジア7地域(中国、台湾、香港、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム)でも順次発売を予定している。
「福舞トミカ」は、2013年から展開している「日本らしさ」「正月らしさ」を軸にした「トミカ」の新春向け商品「初春トミカ」シリーズの12作目。「福舞トミカ」というネーミングには、「たくさんの福」が踊り舞うような幸福な年になるようにとの願いが込められている。
ラインアップは6種。ボンネットに2026年の年の干支「午(うま)」を入れた「三菱 ランサーエボリューションⅣ」、幸運をもたらす白狐をイメージした「日産フェアレディZ」、太平の世の象徴とされる麒麟(きりん)をデザインした「トヨタ AE86 スプリンタートレノ」の3種はスポーティーなタイプ。さらには、幸福の鳥シマエナガをデザインした「ダイハツ ムーヴ キャンバス」、子孫繁栄・幸福の意味を持つ蟹をデザインした「軽装甲機動車」、富の守り神と言われる金の鰐(わに)を乗せた「UD トラックス クオン」などもある。
マット塗装をベースに細やかな金の装飾が施され、それぞれに縁起の良いモチーフを使用した「福舞トミカ」は、お年玉のプレゼントや、年始の運だめし、新年のあいさつに持参するお年賀などとしてもぴったり。また、日本文化やお正月の魅力が詰まったデザインや仕様は、訪日外国人旅行者や、アジア地域においても人気が出そうだ。
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