カルチャー

次の100年愛されるアニメを創出しよう 日本コロムビアが賞金総額1000万円のコンテスト「COLOTEK」を開催

 急速に進化するAI技術は、アニメーションの未来をどう変えるのか。単なる効率化の道具としてではなく、人々の心を揺さぶる新たな「物語」を生み出す相棒として、今、100年先を見据えた大きな挑戦が始まろうとしている。日本初のレコード会社として115年以上の歴史を刻んできた日本コロムビアグループ(NCG)が、最新AI技術とエンターテインメントを融合させたAIクリエイティブコンテスト「COLOTEK(コロテック)」の開催を発表した。4月13日から特設サイトでクリエイターの参加登録をスタートした。

 同コンテストが掲げるコンセプトは「次の100年愛されるアニメを。」。単にAIを使いこなす技術の巧拙を競うのではなく、作品の根幹にあるアイデアや世界観、そして「物語の入り口」を感じさせるような独創性を最重視。クリエーターの情熱から生まれる「まだ見ぬアニメ」を日本から世界へ発信することを目指しており、伝統ある企業としてのDNAを次世代の表現へとつなげようとしている。

 今回から開催形式を大幅に変更。従来の2日間にわたる会場集結型のハッカソン形式から、一定の制作期間を設ける「事前制作・提出形式」になった。これにより場所や時間の制約がなくなり、個人での参加はもちろん、新たに結成したチームや法人単位でのエントリーなど、より多様な形態での挑戦ができる。

 賞金総額は1000万円で、クリエーターへの支援体制も手厚い。7月30日(木)には、最終選考を通過した作品を大スクリーンで上映するプレミア上映会と授賞式を開催する。さらに、受賞作品に対しては、NCGが持つ音楽制作の強みを生かし、主題歌や劇伴などの展開を共に検討する機会も提供する。

 応募作品は、映像表現にAIを活用した1分以上15分以内のオリジナルアニメ作品であることが条件。また、その後の広がりを期待させる「続編を想定した作品」であることも要件とする。プロ・アマを問わず、海外からの応募も歓迎している。作品の提出期限は6月30日(火)23時59分。作品提出フォームは、参加登録をした人にのみ案内がある。