チェコ共和国といえば、プラハ城やビール、アール・ヌーボーのミュシャなどがまず思い浮かぶところかもしれない。チェコ政府観光局とチェコの料理人・菓子職人協会の共同プロジェクトとして、伝統的、または現代的なスタイルで質の高いチェコ料理を提供するレストランや菓子店に与えられる認証制度「Czech Specials」で、日本の3店舗が認定を取得した。チェコ国外では世界で初めてだという。
認定レストランは「WHY BEER?」、「ピルニー ピヤーク トウキョウ」、「dining&Bar 村一番」。
チェコ料理は、中欧に位置する国の歴史や文化の影響を受けて発展した豊かな食文化。王侯貴族の華やかな料理から庶民の素朴な家庭料理まで幅広い伝統を持ち、そのバランスの良さが大きな特徴だ。代表的な料理にはローストポークや鴨料理、根菜のクリームソースを使った「スヴィーチュコヴァー」などがあり、多くの料理にはチェコの食卓に欠かせない「クネドリーキ」(ゆでパン)が添えられる。クネドリーキにはパンやジャガイモを使ったもののほか、果物を包んだ甘い種類もある。
味付けにはキャラウェイシードやマジョラム、ニンニクなどのハーブやスパイスがよく使われ、ライ麦を使用した香り豊かなパンも親しまれている。肉料理だけでなく、野菜料理や果物を使った伝統菓子なども豊富。鶏肉やウサギ肉を使った軽やかな料理やベジタリアン料理も多く、伝統と多様性を兼ね備えた魅力を持つ。
認定を受けた都内の2店舗、大阪の1店舗では、チェコ政府観光局が定める基準を満たした本格的なチェコ料理を提供しており、日本国内でチェコの食文化に触れられる貴重な拠点といえる。








