IT企業のオルツ(東京都港区)と東京書籍(東京都北区)はこのほど、オルツの生成AI(人工知能)プラットフォーム「オルツブレイン」を活用して新たな学習サービスを開発する実証実験を始める、と発表した。
英語や数学など専門知識を効率的に理解・習得できる「AI学習アシスタント」開発が目的。学習者一人一人に合った支援を行う学習者自身が親しみを持って継続学習できる個別対応のAI学習サービスを目指す、という。
オルツブレインは、オルツが開発・提供する大規模言語モデルの能力を活用した生成AIプラットフォーム。キャラクター生成や内科・小児科の問診サービスなど多様なサービスで、プログラミングすることなく活用できる。オルツは「実証実験を通じて、教育領域におけるAIの可能性を追求し、新たな学習体験の提供、生成AIと共創する未来の学びの形を提示することで、より豊かな社会の実現に貢献していく」としている。