カルチャー

「高校生POPバトルin愛知」 三省堂書店、紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店が合同で開催!

 本を通して高校生の青春の素直さやひたむきさを伝え、読書振興につなげたいと、2024年に三省堂書店札幌店が企画し、北海道内の高校の図書委員が「同世代に読んでほしい!わたしの推し本」をテーマに選書した本を推薦POPと共に、道内21書店で展示・販売した『高校生の私が選んだ本が、本屋のフェアになっていた件。』。大きな反響があったことで三省堂書店(東京)は、この企画をよりパワーアップさせて紀伊國屋書店(東京)、丸善ジュンク堂書店(東京)との3社合同企画として愛知県で開催することになった。

 『高校生POPバトル ~高校生の私が選んだ本が、本屋のフェアになっていた件。in 愛知~』は、優勝、準優勝校に賞品として図書カードを贈呈し、最終選考に残った30冊をフェアとして3社の愛知県店舗で展開する。エントリー期間は7月1日(火)~8月24日(日)。資格は、現在、愛知県内の高校に在籍している生徒であること。応募方法は、3社の愛知県内の店舗で応募用紙を受け取るか、応募用紙URLからダウンロードして必要事項を記載の上、店舗に直接、または郵送か宅配便で送る。詳細は応募用紙に記載されている。

 自分の書いたPOPがオススメしたい本と共に書店に並ぶチャンス! 名古屋市こども読書アンバサダーで、本企画でもアンバサダーを務める小説紹介クリエーターのけんご氏がコメントを寄せた。「本を読むことは、ひとりでもできる静かな営みです。けれど、その本の魅力を『誰かに伝えること』はひとりでは完結しません。POP製作は、そんな伝える喜びを体感できる重要な機会です。読んで泣いた、驚いた、はげまされた ―― 心の動きを、自分だけの言葉と感性で表現してみてください。技術や形式にとらわれる必要はありません。好きな本へのまっすぐな思いが、何よりも力になります。たった1枚のPOPが、誰かの読書人生の扉を開くかもしれません。皆さんの〝好き〟には、大きな可能性があります」。