竜星涼が主演するドラマ「スタンドUPスタート」(フジテレビ系)の第2話が、25日に放送された。
本作は、“人間投資家”の三星大陽(竜星)が、さまざまな事情を抱えた“訳あり人材”へ投資し、人々の人生の起死回生を図るビジネスストーリー。(※以下、ネタバレあり)
大陽は、兄の大海(小泉孝太郎)が社長を務める「三ツ星重工」の定例株主総会に出席。
4年前、大海にリストラされた造船所の現場責任者・武藤浩(塚地武雅)を起業させると宣言し、「リストラだって次へのスタートアップ。人は資産なんだ」と語る。
その数カ月前、大陽は、イベント会社「エンジョイ・メーカーズ」の副社長・福島あかね(岡本玲)に声を掛けていた。
同社は、社長の東城充(野村周平)が、大学時代に同級生のあかねに声を掛けて起業した会社だったが、今では東城は部下を怒鳴り散らすなど、利益優先でワンマンなパワハラ社長になっていた。
そんな中、東城は、あかねに相談もなく勝手に子会社を作り、持ち株の比率を、自身が80パーセント、あかねを20パーセントとして、彼女を追いやってしまう。
今回は、全てを失い、一度はホームレスになった東城が初心を取り戻し、再起する姿が描かれた。
放送終了後、SNS上には、「総じて面白い。モラハラやパワハラをやられていた人が起業して見返すだけじゃなくて、加害者側の更生もセットで描くところがいい」「原作の良さもあって良作。毎回ビジネスの成功を見てスカッとするというより、大陽さんの助けで起業する人たちの心が救われる展開が染みる」などの感想が投稿された。
また、パワハラ社長役を演じた野村にも反響が集まり、「『夫を社会的に抹殺する5つの方法』と1クールに二つもクズ役を演じる野村周平! と思ったら、こちらは心を入れ替えて再起していてうれしかった」「周平くんがこの作品でもクズ男になっていて笑った」「野村周平くん、こういう役がよく似合う。ハマリ役」といった声が寄せられた。