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朝ドラ「ブギウギ」第1弾キャスト7人が発表に ヒロイン趣里の両親役に柳葉敏郎と水川あさみ

 趣里がヒロインを演じる、2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の第1弾キャスト7人が2日、発表された。ヒロイン・鈴子の両親を柳葉敏郎と水川あさみが演じる。

 “朝ドラ”109作目となる本作は、戦後の大スター・ 笠置シヅ子をモデルとした物語。

 主人公の鈴子は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ。小さな頃から歌って踊るのが大好きで、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団する。やがて、歌の才能を発揮し始めた鈴子は、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく。

 柳葉演じる鈴子の父・花田梅吉は、香川生まれ。大阪の下町・福島で銭湯を営み、個性豊かな常連客たちに社交の場を提供している。映画と芝居と酒と、おいしいものが大好きな道楽者。情にもろい性格で、鈴子の夢を応援する。

 36年ぶりの朝ドラ出演となる柳葉は「前回は右も左も分からないときで、全てが新鮮でした。あのときと同じ大阪で、また違った新鮮さを感じられる喜びとワクワクでいっぱいです」と喜びのコメント。

 「梅吉は本当にピュアで人間らしさがあふれていて、たとえつまずいてドジを踏んだとしても、人の愛があるおやじです。気取らずに、皆さんに素直に受け入れていただけるようなおやじになりたいと思います」と意気込みを語った。

 水川が演じる鈴子の母・花田ツヤは、いつも番台に座って働いており、銭湯経営の屋台骨を支えている。しっかり者で、義理と人情を大切にしている。子どもたちのことを第一に思う優しい母だ。

 水川は「きっとヒロイン鈴子の人格形成に影響を与えたであろう母のツヤを演じることになりました。ガハハと大きな口で笑い、人情味あふれる、懐の深い、豪快で派手な母ちゃんですが、ツヤの中にある繊細な葛藤も映し出せたらと思います」とコメントした。

 その他、鈴子が入団する「梅丸少女歌劇団」の面々も決定。先輩・橘アオイ役で翼和希、鈴子の同期・白川幸子(リリー白川)役で清水くるみ、同じく鈴子の同期・桜庭辰美(桜庭和希)役で片山友希、鈴子の後輩・秋山美月役で伊原六花が出演する。また、鈴子のライバル歌手・茨田りつ子を菊地凛子が演じる。

 趣里は「素晴らしいキャストの皆さまと、『ブギウギ』の世界を生きられること、本当に光栄に思います。激動の時代を、頼もしい俳優の方々と一緒に歩んで行けることは心強く、今から楽しみでなりません。足立紳さん、そして櫻井剛さんのズキズキワクワクする脚本を通して、皆さまが待ち遠しい朝に、そして楽しんでいただける朝になるよう、精いっぱい、誠実に頑張ります」とコメントを寄せた。