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「リエゾン」ASDの少女を演じる加藤柚凪の演技に反響 「小さい頃の芦田愛菜を思い出した」「ただ者ではない」

 山崎育三郎が主演するドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系)の第7話が、3日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 「佐山記念総合病院」で行われた症例検討会に、佐山卓(山崎)と共に参加した遠野志保(松本穂香)は、佐山から同病院での後期研修を勧められ、戸惑う。そこは、佐山の父が経営する総合病院だった。

 クリニックに戻った志保は、向山和樹(栗山千明)の話から、佐山の父が佐山記念総合病院に新設する児童精神科の医長として、佐山を迎える計画をしていることを知り、クリニックがなくなってしまうのではないかと心配になる。

 そんな中、ASD(自閉スペクトラム症)の少女・丸山優実(加藤柚凪)と父の浩之(三浦貴大)が、クリニックにやってくる。優実は3カ月前に母を交通事故で亡くしており、浩之も慣れない子育てや妻を亡くした悲しみで憔悴(しょうすい)していた。

 そこで、佐山は、同じような境遇の人たちが集って自由に話したり交流する「グリーフケア」への参加を提案。また、自分自身も同じように、ASDを抱えながら幼い頃に母を亡くしたという経験を、浩之に語る。

 放送終了後、SNS上には、「リエゾンは泣かないぞと思いながら見ても、絶対に泣く」「佐山先生の『不安を感じることに、大人も子どもも関係ありません』という言葉に泣いた」「元駅伝選手役の南沢奈央さんの熱演に感動した」「毎回、胸が痛くなる話ばかりだけれど、佐山先生たちが真摯(しんし)に寄りそう姿に救われる。来週で最終回だなんて寂しい」などの感想が投稿された。

 また、加藤の演技にも注目が集まり、「子役の加藤柚凪ちゃんの演技がすごくうまい。弟役の子が、柚凪ちゃんのリアルな弟だというのも驚いた」「難しい役なのに、加藤柚凪ちゃんという女優はただ者ではない」「優実が出てきた瞬間からすごかった。小さい頃の芦田愛菜さんを思い出した」といった声が寄せられた。

「リエゾン-こどものこころ診療所-」(C)テレビ朝日