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「リエゾン」感動の最終話 児童精神科クリニックが存続の危機に “佐山”山崎育三郎と“父”小日向文世が対峙する

 山崎育三郎が主演するドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系)が、10日に最終話を迎える。

 ドラマは、児童精神科クリニック「さやま・こどもクリニック」を舞台に、自らも発達障害を抱える院長の佐山卓(山崎)が、さまざまな生きづらさを感じている子どもとその家族に、真摯(しんし)に向き合い、寄り添う姿を描く。

 最終話では、これまでADHD(注意欠陥多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、摂食障害、ヤングケアラー、SLD(限局性学習症)などの困難を抱える親子と向き合ってきた佐山が、長年確執を抱えてきた父・高志(小日向文世)と対峙(たいじ)する。

 さやま・こどもクリニックの存続に揺れる中、ある日、高志が初めてクリニックを訪れる。叔母の佐山りえ(風吹ジュン)の葬儀以来、突然、現れた高志に対して佐山は動揺する。

 そして、2人が会話を重ねる中で、佐山は幼い頃から心の傷やトラウマを抱えてきた“一人の息子”としての思い、そして、児童精神科医としての思いをぶつける。

 すると、高志も“父親”として、佐山記念総合病院の経営者としての苦悩を語り、それぞれが抱えてきた思いが明かされていく。

 さらに、高志は佐山に、佐山記念総合病院に新設する児童精神科の医長として迎え入れる計画の返事を迫る。最後に、佐山が下した決断とは?

 さやま・こどもクリニックの研修医の遠野志保(松本穂香)、臨床心理士の向山和樹(栗山千明)、言語聴覚士の堀凛(志田未来)、訪問看護師の川島雅紀(戸塚純貴)ら、仲間たちの運命も左右する、佐山の決断の行方が描かれる。

 ドラマは、10日午後11時15分~深夜0時15分にテレビ朝日系で放送。

「リエゾン-こどものこころ診療所-」(C)テレビ朝日