吉高由里子が主演するドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系)の最終話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
伴宗一郎(ムロツヨシ)は、妻の命を救えなかった雪宮鈴(吉高)を5年にわたり逆恨みしてきた。
しかし、そんな自分にも優しさを降り注ぐ鈴や、同じ境遇に苦しむ深夜(ディーン・フジオカ)への共感にさいなまれ、自ら命を絶とうと海へ向かう。
しかし、すんでのところで鈴の恋人の一星(北村匠海)に全力で抱きしめられた伴は、全ての思いを吐き出すかのように涙を流す。
そんな伴の姿は、妻の彩子(安達祐実)とおなかの中の子を同時に亡くしてから10年、涙を流せないまま、医者になることを選んだ深夜の心の時計の針を、優しく進めていく。
そして、ある日、深夜は妻の親友でもあった北斗(水野美紀)が営む「遺品整理のポラリス」を訪れ、「10年間、お願いできなくてごめんね」と妻と暮らした家を整理する決心を告げる。
放送終了後、SNS上には、「癒やされるドラマだった。ストーリーも役者さんも音楽もみんなすてき」「いい最終回。ラストの青い海をバックにしたキスシーンがさわやかで良かった」「ずっと時間が止まったままだった深夜先生が、一歩踏み出せて良かった。遺品整理のシーンは涙腺が爆発した」などの感想が寄せられた。
また、終盤で、スーパーで働くことになった伴が、買い物に来た鈴と一星が購入しようとした野菜に半額シールを貼るシーンにも反響が集まった。
「スーパーでムロツヨシに長ネギを差し出して、一星が半額シールを貼ってもらうシーンが好き過ぎた」「伴さんの半額シールが、すごくうれしい気持ちになった」「スーパーの半額シールで泣くなんて初めて」「半額シールを貼ってくれる伴さんに幸あれ!」といった声が投稿された。