芳根京子主演のドラマ「それってパクリじゃないですか?」(日本テレビ系)の第1話が、12日に放送された。
本作は、会社員の藤崎亜季(芳根)と弁理士の資格を持つエリート上司の北脇雅美(重岡大毅)が、知的財産に関するさまざまな問題と向き合いながら奮闘する姿を描く。原作は奥乃桜子氏の同名小説。
月夜野ドリンク開発部の新しいドリンクのボトルデザインに、新米社員の亜季が担当したものが採用された。しかし、他社にデザインが盗用されたことが発覚する。
亜季は情報を漏らした疑いをかけられ、上司の高梨部長(常盤貴子)に開発部の業務から外されてしまう。
その後、トラブルを調査するために、親会社の上毛高分子化学工業の知的財産部から、「弁理士」の北脇がやってくる。
北脇は亜季の行動を調査して、デザインを盗用した企業の特許出願などを時系列で整理し、特許を取り戻すために動き始める。
北脇は特許権を無効にするためには、亜季が情報を漏らしたという証言をし、他社のボトルデザインは盗んだ発明であることを証明するしかないと考える。
役員会議の席で亜季はうその証言をするも、ボトルの開発を諦めたくないと訴える。すると北脇は、情報漏えいの本当の原因を明らかにする。
放送終了後、SNS上には、「技術革新がどのように成り立っているのかが分かるドラマ」「情報漏えい、盗用などが問題になっている今の時代にマッチしている」「重岡さんが『キュルンキュルン』を連呼しているのにクスッときた」などのコメントが寄せられた。
また、本作の撮影協力を行ったという特許庁も「『特許は言葉を武器とした陣取り合戦』のせりふも印象的でした」「第2話も楽しみです」と投稿した。