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伊東蒼「どうする家康」でお市の侍女・阿月役 「誰かのために行動できることの温かさを感じてもらえたら」

伊東蒼「どうする家康」でお市の侍女・阿月役 「誰かのために行動できることの温かさを感じてもらえたら」 画像1

 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第14回が16日に放送され、お市(北川景子)に仕える侍女の阿月を演じた伊東蒼からコメントが届いた。

 第14回の副題は「金ヶ崎でどうする!」。織田信長(岡田准一)と共に、朝倉義景との戦に臨んだ徳川家康(松本)。その裏では、浅井長政(大貫勇輔)が謀反を決意していた。

 浅井・朝倉に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍はひとたまりもない。長政の妻で信長の妹・お市の心中を察した侍女の阿月は、謀反を知らせるため、信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かうが…。

 伊東は「阿月を演じるに当たっては、『お市が信長に危険を知らせるため、“小豆袋”を送り届けた』という史実を、(脚本の)古沢(良太)さんが『阿月』という人物を通して描くこと。そして、幼い頃は男の子に交じって走ったり、すごく活発な女の子として描かれますが、脚は開かず女性らしくいるよう、お父さんから厳しくしつけられていく…とご説明いただきました」と役作りのポイントを明かした。

 また、「お市さまのことは、出会ってからずっとお慕いしていて、お市さまのために何かしたいという気持ちも強いのだろうと思っていたので、そこは大事に演じました。家康の下に走る途中で袖をちぎって脚に結ぶシーンは、本当に自分がどんどん強くなっていくような気がして。実際お芝居をする中で、阿月の気持ちとリンクできたような感覚になりました」と明かした。

 最後に、「第14回を通して、お市さまのために一生懸命行動した阿月の姿が皆さんの心に届いていたらいいなと思いますし、自分の好きなことに一生懸命打ち込むことの楽しさだったり、誰かのために行動できることの温かさを感じていただけたらなと思います。これからも『どうする家康』を楽しんでください」と語った。