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「ペンディングトレイン」プライム帯初主演の山田裕貴“直哉”の演技に反響 「場面に応じた一挙手一投足から役の人格がにじみ出ている」

 山田裕貴主演のドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」の第1話が、21日に放送された。

 本作は、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが、突如、未来の荒廃した世界にワープしてしまい、電波が通じない上に水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、サバイバルヒューマンエンターテインメント。

 2023年のある朝、表参道の美容室で働くカリスマ美容師の萱島直哉(山田)は、ある人物に会うべきかどうか迷いながら電車に乗車しようとしていた。

 同じ頃、高校の体育教師・畑野紗枝(上白石萌歌)は、通勤途中の駅のホームにいた。紗枝の視線の先には、ひそかに思いを寄せる消防士の白浜優斗(赤楚衛二)の姿があった。優斗もまた、ある複雑な思いを抱えながら電車を待っていた。

 そんな3人が乗り込んだ車両には、大学院生・加藤祥大(井之脇海)、ネイリストの渡部玲奈(古川琴音)、専門学校生の米澤大地(藤原丈一郎)、サラリーマンの田中弥一(杉本哲太)、会社経営者の寺崎佳代子(松雪泰子)らが乗り合わせていた。

 そんな中、一瞬走ったかすかな閃光(せんこう)をきっかけに、突然電車が加速し、トンネルへと吸い込まれる。乗客たちは、激しい衝撃音とともに揺さぶられて倒れてしまう。すると、そこには想像を絶する光景が広がっていた。

 率先して乗客の生存確認や救助活動を行う優斗を紗枝が手伝う。その後、あることがきっかけで、直哉は乗客たちから窃盗を疑われ、車両から出て行ってしまう。

 放送終了後、SNS上には、「初回から面白かった、そして、泣けた」「引き込まれました。1話のラスト、『猿の惑星』が頭をよぎる」「あんな極限のサバイバルで前向きな赤楚くんと萌歌ちゃんがすご過ぎる」などのコメントが寄せられた。

 また主演の山田の演技には、「影のある主人公、山田さんうまいな」「前半のダルそうな感じとその後の怒り、涙にすっかりやられた」「目の動かし方、話し方、場面に応じた一挙手一投足から役の人格がにじみ出ている。負の感情表現の仕方がとにかく好き」などのコメントが寄せられた。

「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」第1話(C)TBS