美少年が単独主演の舞台「少年たち」が開幕　浮所飛貴「エネルギーを感じていただけたらうれしい」

　新橋演舞場10月公演「少年たち闇を突き抜けて」の公開ゲネプロが４日に行われ、主演を務める美少年の岩崎大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世ほかが登場した。

　本作は、1969年の初演以来、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manのメンバーらがデビュー前に出演して来た舞台「少年たち」シリーズ最新作。Snow Manの岩本照が単独で初めての構成・演出・振り付けを手掛けた。

　美少年のメンバーは、戦争により崩壊した日本で生き残るために罪を犯し、少年刑務所に収監された少年たちを熱演。若さゆえの苦悩や葛藤、その先に生まれる友情を表現したほか、チームに分かれて大縄跳び対決をしたり、ダンスや歌唱パフォーマンスを披露するなどして会場を魅了した。

　また、本作の開幕にあたり、以下のコメントを寄せた。
　
　浮所「たくさんの方々の支えのもと、ついに初日の幕を開けることができました。いつも応援してくださる皆さんに、今年も僕達の思いをお届けすることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。この舞台を見て、どこか心が温まるような、明日も生きようと前を向いてもらえるようなエネルギーを感じていただけたらとてもうれしいです」

　那須「美少年として初の単独主演舞台『少年たち』がついに開幕を迎え、僕たちも意気込んでおります。今年は新たに演出家としてSnow Man岩本くんのお力添えをいただき、稽古の段階からたくさんの学びや気付きがありました。こうして支えられながら舞台に立てる喜びを噛み締め、時代に抑圧された少年たちの葛藤を、今の僕たちが全力のエネルギーを注ぎ込んで表現します」

　岩崎「たくさんの方々のご協力のおかげで無事初日を迎えることができました。今までとは違う新しい『少年たち』、新しい美少年を皆さまにお届けできると思います。約１カ月間、怪我なく全員で走り切って参ります。応援のほど、よろしくお願いします」

　舞台は、10月28日まで東京・新橋演舞場で上演。