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「おっパン」“誠”原田泰造、息子“翔”城桧吏の怒りにショック 「おっパンを鑑賞しながら、シンポジウムを開催してほしい」

 原田泰造が主演するドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(東海テレビ・フジテレビ系)の第7話が17日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
 
 家族4人で食卓を囲むことができた沖田家。ひとつの大きな壁を乗り越えた沖田誠(原田)だったが、職場では、誠の先輩にあたる昭和世代の古池(渡辺哲)の言動に、部下たちがピリついていた。

 一方、息子の翔(城桧吏)は同級生の香梨奈(並木彩華)のおかげで“自分のやりたいこと”を見つけることができる。それはメークアップアーティストへの道だった。

 そんな翔に、野球部の長谷川(坂上翔麻)が「沖田ってゲイなの?」と投げ掛ける。

 大地(中島颯太)は大地で悩んでいた。恋人の円(東啓介)が、大地と一緒にいるために獣医師試験を受けないというのだ。そんな円に大地はいつもの前向きさを失い…。

(C)東海テレビ

 放送終了後、SNS上には、「登場人物が根っからの悪い人がいないから、みんなの成長していく姿に引き込まれる良い作品」「世代間の違いや現代の問題をうまく取り入れていて面白い」「おっパンを鑑賞しながら、シンポジウムを開催してほしい。ポイントになるシーンを放映して、そのシーンで問題提起されているのはどんなことかを意見交換したい」などの感想が寄せられた。

 終盤では、翔が長谷川や香梨奈と話しているところを見掛けた誠が翔に、「父さんは翔が誰を好きでもいいと思う」と声を掛ける。すると翔は、「どうして誰かと仲良くしていると、すぐに好きとか付き合ってるとか考えるの? そういうふうに決め付けられると苦しくなる。もうほっといてよ!」と怒りをぶつけ、誠がショックを受ける場面が描かれた。

 このシーンについて、「息子がどんな人を好きになっても、異性でも同性でも応援したい、そんな気持ちで誠は言ったんだよね」「翔の気持ちがめちゃくちゃ分かる。私も嫌だった」「いつの時代も2人でいるだけで、恋愛に結び付ける人って多いよね」といった声が上がった。

(C)東海テレビ