阿部サダヲが主演する「不適切にもほどがある!」(TBS系)の第7話が、8日に放送された。
本作は、中学校の体育教師・小川市郎(阿部)が、ひょんなことから1986年から2024年へタイムスリップし、昭和の駄目おやじの「不適切」発言が令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系のタイムスリップコメディー。脚本は宮藤官九郎氏。(*以下、ネタバレあり)
渚(仲里依紗)に連れられて美容室に来た純子(河合優実)は、美容師のナオキ(岡田将生)と出会う。
一方、純子を送り届けた渚は、カフェで市郎と羽村(ファーストサマーウイカ)とのリモート会議に参加。台本の締め切りが迫る江面(池田成志)のドラマについて話し合っていた。そこへ、髪を切り終えた純子がやってきて、ナオキからデートに誘われたと話す。
純子はナオキとのデートで何やらいい雰囲気に。令和で訪れた娘の新しい恋にチョメチョメの危機を感じた市郎は…。同じ頃、昭和では消えた純子の行方を心配したムッチ先輩(磯村勇斗)が、キヨシ(坂元愛登)を問い詰めていた。そこでタイムマシンのことを知ったムッチ先輩は、サカエ(吉田羊)のもとへ乗り込んでいく。
放送終了後、SNS上には、「最終回が決まってないなんて最高じゃん」という市郎のせりふについて、「俺と純子の最終回…。この言葉が胸に刺さっている。終わりのないドラマがあってもいいよね」「先が分からないから面白いんだ。ドラマも人生も。市郎さんの気持ちを考えると胸が詰まる」「最終回が決まっていないドラマも、最終回が決まっていない人生も楽しみたいなあ」「このドラマの最終回がどんな話になるのか想像できない。分からないことは最高だ」といった声が上がった。
また、純子とナオキとの淡い恋については、「ひたすら純子ちゃんがかわいい回だった」「牢屋(ローマ)の休日。なるほど!」「美容院で髪を切った時点でもしやと思っていたが、やはり今回は『ローマの休日』へのオマージュだった。しかし、回を重ねるごとに純子ちゃんがいとおしくなっていく。岡田将生さん、見事なワンポイントゲストだった」といったコメントが。
そして、次週の予告を見た視聴者からの「『タイムマシンがなかったらドラえもんはのび太に出会えません』って、ムッチ先輩はパワーワード製造機」「ムッチ先輩がついに未来に行く。それにしても先の展開が全然読めない。来週はどうなるんだ」「ムッチ先輩がとうとう令和にと思ったら息子と遭遇。磯村さん大忙し」といったコメントもあった。