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「不適切にもほどがある!」「『あんたが今してほしいことが俺のできること』って一言に泣いた」「宜保愛子」と「ムッチ先輩」がトレンド入り

 阿部サダヲが主演する「不適切にもほどがある!」(TBS系)の第2話が、2日に放送された。

 本作は、中学校の体育教師・小川市郎(阿部)が、ひょんなことから1986年から2024年へタイムスリップし、昭和の駄目おやじの「不適切」発言が令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系のタイムスリップコメディー。脚本は宮藤官九郎。(*以下、ネタバレあり)

 再び令和にやってきた市郎が持っていたスマホに、昭和にいるサカエ(吉田羊)から着信が入る。市郎のタイムスリップを信じていなかった犬島渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)だが、ビデオ通話で確かにサカエが昭和にいると分かり、驚きを隠せない。

 一方、市郎は純子(河合優実)とキヨシ(坂元愛登)の“チョメチョメ”を未然に防ぐため、サカエに今すぐ自宅へ向かってくれと懇願する。

 市郎は、改めて渚と秋津にこれまでの経緯を説明し、初めて会った時の“渚の涙の理由”が気になっていたと打ち明ける。渚はこれまでに起こった出来事を語り始めるが、それは現代の働き方の難しさを象徴するかのような内容だった。そして、鬱々(うつうつ)とした毎日を過ごす渚の前にさらなる問題が。その時市郎は…。

 放送終了後、SNS上には、「ガチでおもろい。今の世の中の気持ち悪いところと、それをスパッと指摘してくれる爽快さと、タイムスリップの面白さが絶妙なバランス」「2話も面白かった。働き方改革とかコンプライアンスとか、何となく流されてきたけど、よく考えたらおかしくない?ってところに切り込んでくるなあ」「面白い。週末に文句なしに楽しめる。今日のミュージカルもちょうどいい感じだし。そもそもコンプライアンス重視のこの時代は行き過ぎで、昭和と足して2で割れば、ちょうどいいのでは? 時代に物申すところがいい」といった、本作の面白さを伝えるコメントであふれた。

 一方、「亡き奥さんと小さい頃の娘のビデオ見て泣いちゃう“地獄の小川先生”にホロッときたわ」「『あんたが今してほしいことが俺のできること』って一言に泣いた」といった声も上がった。

 また、吉田の「(1980年代に霊能者として活躍した)宜保愛子じゃない」というせりふに反応した「宜保愛子」と、磯村が二役で演じる「ムッチ先輩」がそれぞれトレンド入りし、「磯村くんの昭和と令和の関係性が気になる」というコメントもあった。

 そして、次週予告に反応した「え?次週、山本耕史とロバート秋山?? 最高」の声も上がった。