エンタメ

「9ボーダー」“七苗”川口春奈の恋の結末に「心が満たされた」 “百合子”大政絢に「いい人過ぎる」「どうか幸せになって」の声も

 川口春奈が主演するドラマ「9ボーダー」(TBS系)の最終話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 リニューアルしたおおば湯は、新設した酵素風呂と飲食部門の集客に伸び悩んでおり、頭を抱える七苗(川口)。

 さらに、清澄白河で再開発計画が持ち上がり、なんとおおば湯を含む商店街が丸ごと立ち退きを要請される事態に。しかも、それはコウタロウ(松下洸平)が働く会社のプロジェクトだった。

 そのことを知った七苗は複雑な気持ちを抱えるも、おおば湯の経営安定に集中することを決意する。しかし、ふとした時に思い出すのはコウタロウのこと…。

 一方、芝田悠斗として暮らすコウタロウもまた、日常の中でふいに七苗を思い出していた。

 そして、松嶋(井之脇海)からプロポーズされた六月(木南晴夏)は、松嶋に自分の思いを伝えることを決意。八海(畑芽育)は自分の夢に向かって突き進んでいるなか、時おり口にする立花(兵頭功海)の名前に陽太(木戸大聖)はモヤモヤを募らせる。

 最終話では、コウタロウは婚約者の百合子(大政絢)から「そばにいるのが私でごめんね。そう思い続ける生活はやっぱり無理」と婚約破棄を告げられる。

 そうした中、七苗は30歳の誕生日を迎える。おおば湯で誕生日祝いをする中、コウタロウに会いに行った陽太が、コウタロウが「毎日思っているよ、七苗のこと」と言っていたことを伝えると、七苗は「やっぱり忘れるなんて無理」と思いを再認識。

 そこへ、コウタロウから「会いたいです。またあの場所で」と連絡が入る。七苗はコウタロウと初めて出会った場所へと駆け出し、コウタロウに「よかったら一緒にお祝いしてくれませんか?」と涙目で伝える。コウタロウは「そんなのいくらでも」と笑顔で応じ、2人は肩を並べて歩くハッピーエンドとなった。

「9ボーダー」(C)TBS

 放送終了後、SNS上には、「うらやましいくらいのハッピーエンド。最後にコウタロウさんと七苗ちゃんの幸せな瞬間を見られてよかった」「心が満たされるドラマだった。みんなが幸せになってホッとした」「付き合うとか結婚を結論にしなくても、それぞれから幸せを感じられる。9ボーダーらしいすてきなラスト」「いい最終回。このドラマを見て、いろんな選択肢や幸せの形があるんだなって思えた」などの感想が投稿された。

 このほか、破談となってしまった百合子に対して「百合子さんが良い人過ぎてつらい」「大政絢ちゃんが切ない役だったけれど、最後の同僚との笑顔がすてきだった」「どうか百合子さんも幸せになって!」といったコメントも集まった。

「9ボーダー」(C)TBS