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「海のはじまり」“夏”目黒蓮と“海”泉谷星奈のラストシーンに反響「子どもの言葉って純粋で真っすぐ」「ラストはずっと号泣」

 目黒蓮が主演するドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系)の第1話が、1日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、脚本・生方美久氏×風間太樹監督×村瀬健プロデューサーの「silent」チームが集結したオリジナル作品。ある日、自分と血のつながった娘がいることを知る主人公の青年・月岡夏(目黒)の姿を描く“親子の愛”の物語。
 
 東京の印刷会社に勤務する月岡夏には、化粧品メーカーで働く百瀬弥生(有村架純)という恋人がいる。2人は平凡だが、幸せな日々を送っていた。ある日、夏のアパートで夏休みの予定を合わそうと話していると夏のスマートフォンに着信が。応対した夏の表情がこわばる。

 翌朝、夏は実家へ。突然の訪問に父の和哉、母のゆき子、弟の大和(木戸大聖)は何事かと思うも、多くを語らない夏の雰囲気に事情を察する。自室で喪服を出していた夏に、和哉は黒いネクタイを差し出す。 

 葬儀場に来た夏は、“故 南雲 水季 儀 葬儀式場”と書かれた案内板の前で立ち止まる。大学時代の友人、真山純希が「何年ぶり?」と声を掛けて来た。「8年ぶり」と答える夏。亡くなった水季(古川琴音)は、夏が大学時代に交際していたかつての恋人だった。

 夏は焼香の列で、水季の母・朱音(大竹しのぶ)、父・翔平ら親族にあいさつをした際、一緒にいる女の子に目をとめる。その女の子が水季の子どもだと知り、驚く夏。

 夏が葬儀場のロビーにいると、先ほどの女の子が津野晴明(池松壮亮)と会場から出てきた。夏は女の子に話し掛ける。女の子は海(泉谷星奈)と名乗り、6歳だと夏に告げた。夏は、水季との記憶に思いをはせ…。

(C)フジテレビ

 放送終了後、SNS上には、「徐々に引き込まれて涙があふれた。水季が言った“夏くんより好きな人ができた”は、海ちゃんのことだったんだね」「海ちゃんのしぐさの節々に水季ちゃんを感じた。音楽もよかった」「静かで人間味のある真剣なドラマで、今後が楽しみ」などの感想が寄せられた。

 終盤では、夏のアパートに海が突然1人で訪ねて来る。夏と海は、お互いが持っているスマートフォンに収められた水季の動画を見せ合う。そして、海は夏に「ママは終わっちゃったの?」「夏くんは海のパパでしょ? 夏くんのパパは、いつ始まるの?」と質問する場面で1話は幕を閉じた。

 このシーンを受け、「ラストはずっと号泣。“夏が大好き”“海が大好き”、2つのスマホの動画がそろうことで分かる事実に涙が止まらなかった」「冒頭とラストシーンで始まりと終わりを掛ける演出に鳥肌が立った」「ラストで大泣きした。子どもの言葉って純粋で真っすぐで、終わりと始まりがこんなにも苦しいなんて…」といったコメントも集まった。

(C)フジテレビ