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趣里主演の「モンスター」に“最高の脚本”の声  「ラスト1、2分が衝撃」「最後に置き土産する展開にハマる」

 趣里が主演するドラマ「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系)の第2話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が、さまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かうリーガルドラマ。

 女性アイドルグループ「ハッピー☆ラビット」のファンだという寺田晃司(本多力)がライブ会場を出禁になったので何とかしてほしいと事務所を訪れ、杉浦(ジェシー)に泣きつく。するとその直後、寺田の推しであるシホ(なえなの)が手掛けた新曲の歌詞がすでに発表されている楽曲に酷似していると指摘され、事務所社長の益岡伸也(津村知与支)が亮子(趣里)に助けを求め、やってくる。

 盗作被害を訴えたのは、シホが以前に所属していた事務所の社長で、音楽プロデューサーの黒川正博(山中聡)。実際に2つの曲の歌詞はそっくりなものの、歌詞を書いたノートはおろか、創作過程が分かるものは何一つ残っていないが、盗作はしていないという。

 しかし、亮子や杉浦が同席した両事務所の話し合いの席で、シホが年齢や出身地などのプロフィールを偽っていることが暴露される。シホがうそつきであることを印象付け、本人と所属事務所を著作権侵害で提訴するとマスコミに発表する。

 さらに追い打ちをかけるように、コンビニでシホを盗撮した動画がネット上にアップされ、そこには歌詞をパクッたとやゆする店員に逆ギレするシホの姿が…。シホが絶体絶命のピンチに追い込まれる中、亮子は寺田を訪ね、勝利のピースをつかみ取るため“誠意を見せる”ことに…。

(C)関西テレビ

 放送終了後、SNS上には、「よくできたドラマ。プロダクションの陰謀とアイドルの気持ちの変化がよく分かるように構成されている」「最高の脚本。面白いし、設定や着眼点と着地点がほかにないドラマ」「趣里ちゃんが勝ちを確信したときにニヤっと笑う表情がいい。ジェシーも役になじんでる」などの感想が投稿された。

 また、ラストシーンのオチについて「今週は最後のゾクゾクはなし? と思っていたら、趣里の全力ダンスに心を打ち抜かれた。このドラマ、ラストの1、2分が衝撃」「物語の終わりはスッキリするけれど、最後の最後に置き土産する展開にハマる」といった声が寄せられた。

 このほか、「毎回モンスター(法で裁けない悪の根源)が最後に分かるドラマなのかと思ったけれど、誹謗(ひぼう)中傷してるやつらがモンスターってことか」「毎回裁判では争われない別の側面をモンスターとして描くドラマなのかな」といった見解も投稿された。

(C)関西テレビ