「黒い真珠」ピオーネを使った大福 16日間限定の味

　いろいろな種類を見かけるようになったフルーツ大福。山梨県産種なしピオーネを使ったぶどう大福を8月1日に発売するのは、亀屋万年堂（横浜市）。8月16日までの期間限定の味だ。

　山梨県は全国有数のぶどうの産地。水はけがよい土地が多く、昼と夜の温度差も大きいため、果物、特にぶどうの栽培に適している。ピオーネは巨峰より粒が大きく、しっかりとした食感が特徴。さわかな香りに甘みと酸味のバランスが抜群で「黒い真珠」とも呼ばれている。大粒のピオーネを厳選し、北海道産手亡（てぼう）豆を白州名水でていねいに炊き上げたすっきりとした甘さの白あんと、国産巨峰ピューレを加えた餅で包んだのがこのぶどう大福だ（1個税込み270円）。皮ごと食べられる旬のぶどうのおいしさを、優しい食感の和菓子で心ゆくまで楽しもう。