東京・西麻布の九州料理店「西麻布博多もつ衛門」に、新しいもつ鍋メニュー「海老衛門―ビスク・ドゥ・オマール―」がこのほど登場した。フランス料理を代表する濃厚な“ビスクスープ”と、福岡で愛され続ける郷土料理の代表“もつ鍋”をかけ合わせた新商品。凝縮された魚介の風味を感じられるビスク、野菜の甘みと香りを凝縮した調味料、白みそを合わせたスープは、火を入れて湯気が立ち始めると店内にふくよかな香りを漂わせる。
もつ鍋の定番であるキャベツを主軸に、オニオンスライスやパプリカをトッピング。食感の良い豆苗と香り高い春菊をアクセントに加えている。鹿児島県から直送された牛もつの上質な脂と、自家製ガーリックバターがスープ全体に広がっていく。鍋の調理中にオマール海老を食べやすくカットして提供する。
「西麻布博多もつ衛門」では、“鹿児島県産もつ”を使った全8種類のもつ鍋や下関産とらふぐを使ったコース料理などが楽しめる。鍋の締めは、ちゃんぽん麺・雑炊・うどん・パスタ・辛ラーメン(乾麺)・リゾットと、全6種類を用意している。もつ鍋のほかに、馬刺し(熊本県)・チキン南蛮(宮崎県)・がめ煮(福岡県)などの九州料理を提供。都内でも数少ない炭火を使った焼きふぐ・ふぐちり・てっさ・ふぐの唐揚げなどのふぐ料理やひれ酒も。九州名産の芋焼酎や麦焼酎に加え、米・胡麻(ごま)・黒糖・泡盛まで、焼酎だけでも40種を超える地酒、女性に人気の果実酒など100種超の酒もそろえている。個室も備えている。