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「~未来を創る~ 第12回全国高等学校フードグランプリ」募集 対象を広げ11月1日に開催

 高校生が地元の食材を使用して開発した商品のナンバーワンを決定する大会「~未来を創る~ 第12回全国高等学校フードグランプリ」(伊藤忠食品・大阪市)が、11月1日(土)に東京・池袋のサンシャインシティ 噴水広場(アルパB1)で開催されることが決まった。時間未定、入場無料。

 2013年から開催してきた「商業高校フードグランプリ」をリニューアル。募集対象を、これまでの「商業科目を有する高等学校」から「学校の活動(授業、部活動、課外研究など)で食品の商品開発を行う全国の高等学校」に拡大し、新名称「~未来を創る~ 第12回全国高等学校フードグランプリ」で開催する。新たに設定した目的は、「食を通じた地方創生と人財育成による食品市場の活性化」。地域資源のさらなる活用や食文化の継承・浸透による地方創生、未来を担う高校生に向けた学習機会の提供による人財育成、後援・協賛の団体・企業には食に関心が高い地域・高校生との接点獲得、団体・企業の認知向上の機会を提供。食品市場の一層の活性化を目指していく。

 今回からの新たな取り組みとして、「チャレンジ部門」と「マーケティング部門」を設置。「チャレンジ部門」は、商品開発経験のない高校に向けた学習機会の提供を目的とし、同グランプリに応募可能なレベルの商品企画のアイデアを募集。書面による審査を実施し、優秀企画に選定された高校は、本グランプリの本選でプレゼンテーションを行う。「マーケティング部門」は、マーケティングを学ぶ専門学校生から同グランプリの本選出場商品に対する販促アイデアを募集。優秀企画に選定された専門学校は本選に招待され、プレゼンテーションを行う。

 また、2024年11月に開催された「第11回商業高校フードグランプリ」の本選の様子を、YouTubeチャンネル(無料配信)で10月31日(金)まで公開している。「プレゼンテーション動画」(約1時間半)と「ダイジェストバージョン」(約4分半)で、高校生の商品開発に取り組む熱意や、価値ある商品の開発背景を見ることができる。