新規就農や移住、農業体験に関心があれば、ぜひ鳥取県で――。鳥取県は、県内農業の担い手不足や農地の維持などが課題となる中、独立就農・雇用就農・アルバイトなど鳥取県で農業を始めたい人を対象にした「とっとり農業人フェア」を開催する。同県倉吉体育文化会館で、11月3日(金・祝)10時~15時。参加費無料。
県内12産地・9市町村の生産者や市町村の担当者等が一同に集まり、就農までの道筋についての相談や各産地のリアルな情報を提供。県内のさまざまな品目の生産者や市町村の担当者等が、個別ブースでの就農相談のほか、これまでの受け入れ状況の説明、産地体験会の紹介などを行う。1日から農業体験できる農業バイトアプリの紹介や、移住に関する相談ブースの設置なども。
鳥取県にIターン就農した現役梨農家のリアルな体験談を聞けるセミナーも。JA鳥取中央東郷果実部の唐崎大義さんと同琴浦梨生産部の目黒龍樹さんは、就農後、周りの生産者や地域のサポートを受けながら技術を磨き、現在、地域のモデル的な栽培を実践し、若手生産者を引っ張る存在となっている。2人に、就農のきっかけや梨づくりの魅力、苦労したこと、就農してから気が付いたことなどを、東伯農業改良普及所の池田隆政所長をコーディネーターとして話してもらう。