日本ハム(大阪市)は、食物アレルギーに関する意識調査を行い、「食物アレルギー対応食品への満足度は70%超」などとする結果を発表した。
調査は、2023年12月8~11日、インターネットで行い、調査対象は、「本人またはその子どもが『現在、食物アレルギーがある』または『現在、恐らく食物アレルギーがあるような気がする』に該当し、食物アレルギー対応の加工食品を1年以内に購入したことがある」とした全国の20~70代の既婚女性422人。
食物アレルギー対応食品への評価は、主食が「満足している」13.1%、「まあ満足している」59.1%で満足度は計72.2%だった。同様に、食肉加工品、常温レトルト食品、料理専用調味料も満足度は70%を超えていた一方、菓子類は「満足している」が9.7%、「まあ満足している」が51.3%の計61.1%と低かった。
防災用アレルギー対応食品の備蓄状況について尋ねたところ、「備蓄している」のは、「米飯類(アルファ米、かゆなど)」が41.2%、「麺類(パスタなど)」が42.9%、「カレー、シチュー、パスタソース」が41.7%、「菓子類(ビスケット、クッキー、チョコレートなど)」が40.0%と40%を超えていた。
日本ハムグループで食物アレルギー対応食品の製造・販売を行っている「みんなの食卓」シリーズが今年20周年を迎え、ブランドサイトをリニューアルした。「食物アレルギーを持つ人や家族にとって、より一層食を楽しむ機会を創出できる食品を提供していく」としている。