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「回転ずし消費者実態調査」の結果発表 「よく食べるネタ」2位はマグロ!13年連続のトップは? 

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 気軽にすしを食べたい時、利用する人が多いのが回転ずし──。マルハニチロは毎年、回転ずしに関する消費者実態調査を行っているが、今年も、月に1回以上回転ずし店を利用する全国の15歳~59歳の男女3000人を対象に、14回目となる調査を実施した。調査期間は2月20日~2月22日の3日間。

 まず、回転ずし店を選ぶ際に重視していることについては、「値段が安い」(42.4%)が最も多く、「家から近い」(30.8%)、「ネタが新鮮」(29.1%)、「ネタの種類が豊富」(26.4%)、「タッチパネルで注文できる」(26.3%)と続き、ネタよりも価格帯を重視している人が多いことがわかった。

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 また、お店で待たないようにするため、電話やネット・アプリで順番予約をしていく人が57.8%と、しない人の42.2%を上回り、今や回転ずしは予約してから行くのが主流となっている。また、座席の利用に関してはカウンターとテーブルではテーブル派が多い。

 さて、どれくらい食べるかについて聞くと、男性は「10皿~14皿」(50.6%)、女性は「5皿~9皿」(58.0%)に回答が集まり、1回の来店で食べる平均の皿数は男性が11.8皿、女性が8.1皿。エリア別では、四国(11.3皿)、東北(11.0皿)、中国(10.3皿)が上位となっている。一人あたりの支払い金額は男性が平均2018円、女性が平均1590円だった。

 ネタに関する質問では、回っているネタより注文して握ってもらうネタを多く食べる人が約8割と圧倒的に多い。よく食べるネタをランキング化すると、「サーモン」(50.6%)、「マグロ(赤身)」(36.3%)、「ハマチ・ブリ」(31.7%)、「エビ」(29.1%)、5位「マグロ(中トロ)」(27.7%)の順となり、「サーモン」は2012年の調査から13年連続で1位となるなど、不動のNo.1ネタとなっている。一方、我慢することが多いネタでは「マグロ(大トロ)」(20.1%)がダントツで、「ウニ」(11.6%)、「マグロ(中トロ)」(9.8%)、「イクラ」(8.8%)、「カニ」(6.2%)が続いた。