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化粧品をシェアする母娘はどれくらい? 娘は高額スキンケアをちゃっかり!

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母娘で化粧品(スキンケア品・メイク品)をシェアしていますか?

 

 母と娘──女性どうし、仲の良い親子も多いことだろう。そうした中、同居している母と娘で化粧品をシェアすることってアリなのか? 女性のためのwell-Being&Beauty Company ウィルミナ(東京)が5月12日の「母の日」にちなんで「母と娘の化粧品シェアに関する調査」を実施した。それによると、同居している母と娘で化粧品をシェアしている親子は約25%と、4組に1組の割合であることがわかった。調査期間は、4月10日~4月15日。全国の10代~50代の母娘で同居している母と娘 各300人(有効回答数)を対象とした。

 シェアしている化粧品は、もともとは誰の化粧品か聞くと、7割強が母親のものと回答。母娘でシェアしている化粧品は、多い順に、洗顔料、化粧水、クレンジング、乳液、オールインワンジェルとなっている。一方、母娘でシェアしたくない化粧品では、口紅がトップで、以下、ファンデーション、アイシャドー、アイライナー、フェイスパウダーと続いた。 

 シェアするきっかけとしては、娘が化粧を始める年頃(10~20代)に、母が使っている化粧品を娘に勧めることが多い様子。また、母娘ともに、化粧品をシェアすることで節約につながっていると回答、さらには、1つの化粧品を二人で使うことで、通常よりも使い切るタイミングが早くなることから、いろいろな種類の化粧品を試す楽しみが増えているという。シェアしているアイテムとしては、好みの色などに左右されやすいメイク品ではなく、洗顔料・化粧水・乳液といったスキンケア化粧品が上位を占めているが、スキンケア化粧品は高額になることも多いため、経済的理由から、娘が母の高級化粧品をちゃっかり使うケースが多いようだ。

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化粧品をシェアする理由:娘
化粧品をシェアする理由:母
化粧品をシェアする理由:母

 

 ちなみに、シェアしないと答えた母娘にその理由を尋ねると、娘の側は「肌質が異なるので、お互いに使いたい化粧品が異なるため」「化粧品に限らず他の人とモノをシェアするのが苦手」などを挙げ、母親の側では「高級な化粧品のため使ってほしくない」という回答が多かった。