聖地「渋峠」をめざして、今年もサイクリストの熱い戦いが始まる。志賀高原ヒルクライム実行委員会(東京)は、ヒルクライムレース「志賀高原ヒルクライム2024」を9月7日~9月8日に開催する。
今年で第3回大会を迎える「志賀高原ヒルクライム2024」。開催場所は長野県の志賀高原。レースは、ふもとの「志賀高原サンバレー」(長野県山ノ内町)をスタート地点として、渋峠までの国道292号線を封鎖して行われる。ゴール地点の渋峠は、国道292号の最高峰地点にあり、ヒルクライマーたちの“聖地”と呼ばれている場所。
気候的にも走りやすいこの季節。出場者は、リゾート地帯を抜けて林間、白樺、野原、山頂風景と、登るごとに違った景色を見せてくれる志賀高原を満喫しながら走り、ゴールの渋峠までを駆け抜けた後には、最高の褒美である国道最高地点からの“絶景”が待っている。
「志賀高原ヒルクライム2024」は、タイムアタック式を採用し、クラスごと(年齢別)の表彰を行う。また、70歳以上の部も用意。そして、ヒルクライムイベントでは珍しい体重別(自己申告および表彰式での体重審査)の表彰も例年同様に行うので、体格により表彰台は諦めていたヒルクライマーには表彰台に上がれるまたとないチャンスとなる。今大会ではカテゴリーごとの優勝者には賞金も出る。
大会は、9月7日に事前受け付け、9月8日が大会本番。参加費は一般 9900円(税込み)、ジュニア7700円(同)。ジュニア部門は中学生まで。エントリー受付期間は6月1日~7月31日。定員(1000人)に達し次第締め切りとなる。エントリー受け付け(6月1日午前10時開始予定)は志賀高原ヒルクライムのホームページで。