ライフスタイル

2024年はどれくらい危ない? 猛暑予想のこの夏の「ハチ発生指数」

 

 気象庁の発表によると、猛暑が予想されている今年の夏。住んでいる地域のハチの発生状況はどうなるのか心配だ。ハチ駆除業者マッチングサービス「ハチ110番」(シェアリングテクノロジー・名古屋市)が、「2024年度版ハチ発生指数」を公開した。

 全国のハチの動向をほぼリアルタイムに把握することができる同社。昨年、注意喚起のために公表した「ハチ発生指数」への反響が大きく、今年も公開することになった。

 同社に寄せられた全国のハチ被害に関する20万件以上のデータをもとに、各都道府県別の現在のハチの発生状況を0~100の数値に直したのが「ハチ発生指数」。ハチの発生レベルを4段階に分けて、都道府県ごとに色付けしている。ハチの活動が活発になる6~10月は常に最新情報に更新し(月~金曜11時更新)、居住地域ごとの“ハチのイマ”を提供する。

 例年、ハチ被害がピークを迎える7月~9月。自宅周辺に被害の多いアシナガバチや、身近なハチの中で最も攻撃性が高く、刺された場合は危険な状態に陥ることもあるスズメバチの巣内の個体数もピークを迎える。

 ハチは、雨風や直射日光を避けられる軒下や、閉鎖的な室外機の中、屋根裏、エサを近くで捕獲できるような庭木などを好む傾向があるという。自宅周辺に条件に当てはまる箇所がある場合は定期的にチェックをし、巣を見つけた場合は不用意に近づかずに、自治体の担当部署や駆除専門業者に相談しよう。