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屋外で五右衛門風呂に入り、浴室で三助を体験 銭湯の日に日本伝統の風呂文化を楽しむ

 10月10日は「銭湯の日」。1964年10月10日が東京オリンピックの開幕日で、スポーツで汗をかいた後の入浴が健康増進につながること、10月10日の語呂合わせで「せんとう」と読むことから定められたのだそうだ。日帰り温泉「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」(温泉道場・埼玉県ときがわ町)は10月10日(木)、「五右衛門風呂」と「三助」を実施、古き良き日本の伝統のお風呂を楽しめる。

 五右衛門風呂(ドラム缶風呂)に使うまきは、玉川温泉のあるときがわ町産のヒノキの間伐材。ときがわ町は70%が山林で林業が盛ん。森林の成長に不可欠な伐採時に出る間伐材を利用することで、森林保護に目を向けるきっかけになればというアイデアだ。三助というのは江戸時代から続く、銭湯で客の背中を流す仕事のこと。イベントでは、男性風呂で希望者の背中を流してくれるという。ちなみに五右衛門風呂は玄関前でのイベントなので、「水着持参」のこと。参加費無料(別途入館料が必要)。