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生理のイライラなど原因でパートナーと別れそうに!? 500人に聞きました

 女性にとってつらい生理。とりわけ今の季節、寒暖差や新生活によるストレスの影響でホルモンバランスが乱れやすく、女性にとって心身ともに不安定になりやすい。月経不順や生理前3~10日間に表れて生理が始まると治まる精神的、身体的症状のPMS(月経前症候群)など、女性ホルモンに関わる不調を感じやすくなり、その影響がパートナーとの関係に現れることも少なくない。

 生理・PMSの共有アプリ「ケアミー」を運営するヘルスアンドライツ(東京)は、15~49歳の女性500人を対象に「生理が原因でパートナーとうまくいかなかった経験」に関する調査を実施した。調査日は3月21日。

 この調査によると、女性の約3割(28.6%)が「生理のせいで、パートナーとの関係がギクシャクしたり、険悪なムードになったり、喧嘩(けんか)になった経験がある」と回答。さらにそのうちの約3人に1人が「別れを考えた」「別れそうになった」「別れた」と答え、生理による影響がカップルの関係に深刻なダメージを与える可能性があるようだ。

 「具体的にどのようなことでうまくいかなかったか?」という質問に寄せられたエピソードをもとに、「生理のせいでパートナーとギクシャクあるあるエピソードTOP5」を以下にまとめた。

第1位:生理前のイライラでパートナーに強く当たってしまい、喧嘩になった(51.8%)

第2位:生理による体調不良を理解してもらえず、無神経な言動に傷ついた(35.0%)

第3位:生理前や生理中に過度に不安になったり涙もろくなり、パートナーに心配させてしまった (27.3%)

第4位:生理中だったが、パートナーにセックスを誘われて断ったところ、気まずい雰囲気になった(16.8%)

第5位:パートナーに生理周期についての理解がなく、避妊や妊娠に関することで誤解やトラブルになった(14.0%)

 生理による心身の変化でパートナーとの関係がすれ違うことは、決して特別なことではない。調査を行ったヘルスアンドライツは、「大切なのは、生理を‟女性だけのもの”とせず、お互いの理解を深めることと、それぞれにとって無理のない方法で向き合うこと」としている。