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“信州小諸のシンボル”浅間山の「山開き」を開催 GWが明けたら、すぐそこに夏山登山の季節が待っている

間山(令和6年5月8日湯ノ平撮影)

 こもろ観光局(長野県小諸市)は、“信州小諸のシンボル”である浅間山の「浅間山開き」を5月8日(木)に開催する。

 長野県と群馬県の境にそびえる標高2568mの浅間山は、日本を代表する活火山の一つであり、かつ地域のシンボルの山として、水、農業、観光など人々の暮らしに密接に関わっている。また、年間延べ3万人以上が登山に訪れ、その雄大な姿と豊かな自然で多くの登山者を魅了している。

 そんな浅間山の「山開き」が今年も行われる。開催場所は「天狗温泉浅間山荘」前の浅間山火山館コース登山口。

 当日は、山の一年の安寧と、山麓住民や登山者の安全を祈願する「安全祈願神事」から始まり、その後に「山開きセレモニー」が行われる。「大浅間火煙太鼓」の力強い演奏が響き渡り、登山者には数量限定で浅間山の槐の木で作った縁起の良い記念ストラップを配布する。また、名物「浅間山男」による豚汁のふるまいや焼き鳥の販売など、心温まる体験が待っている。

 さらに、セレモニー後には、登山ガイドの案内による祈念登山「カモシカ見るまで帰れまてんツアー」も実施する。参加費無料、申し込み不要、現地集合のイベントとなっている。

 なお当日は、小諸駅から浅間山登山口まで無料送迎バスの運行もある。詳細は、浅間山開き公式サイト から。