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雪印メグミルクが野田市の「こうのとりフェス」に参加 楽しみながら自然環境について考えるコンテンツを提供

 雪印メグミルクの野田工場が立地している千葉県野田市では、コウノトリを「生物多様性」のシンボルにすえて、ヒトとコウノトリが暮らせる自然豊かな街づくりを目指している。昨年、市内ではじめてコウノトリの野外繁殖に成功。「コウノトリ」という生き物を多くの人に身近な存在に感じてもらい、コウノトリを通して自然環境への関心を高めてほしいと、野田市主催で8月17日に、「こうのとりフェス」が初開催された。同フェスに、雪印メグミルク(東京)も参加し、子どもたちが楽しめるコンテンツを提供した。

 当日は115人が来場し、子ども向けクイズゲームやオリジナルの缶バッジ作りなどを楽しんだ。雪印メグミルクは、紙パックのリサイクルについての話や、紙パック工作のワークショップを4回に分けて実施。各回4~5人の子たちが作業に夢中になった。ソーマトロープを作った子は「1匹のこうのとりが2匹に見えるんだよ」と、作った作品をスタッフに見せる場面も。また、他の紙パック工作の作り方を見て、「家で作ってみたい!」と話す子もいた。

○×クイズで盛り上がる会場

 雪印メグミルク東日本支社東日本CR企画推進グループは、「このフェスティバルに参加することで地域の自然や環境への関心を促進するとともに、リサイクルの観点から、子どもたちを対象に牛乳紙パックについての講座や紙パック工作を実施できました。身近な環境への理解と関心を深める手助けになってくれればと思います」と話した。

 野田市自然経済推進部みどりと水のまちづくり課は、「今後も市内の豊かな自然を地域の方と一緒に守っていけるように、楽しみながら学び、体験できる機会を作っていきたいと思います」と話していた。

紙パック工作の様子