ふむふむ

ノンアルコール飲料を楽しむ人が増加中 では、どれくらいの頻度で、どんな理由で飲んでいる?

 

 ノンアルコール飲料の消費が拡大し続けている。最初にノンアルコール・ビールが登場した時には「ビールと味が全然違う」と怒りにも似た声が多かったものの、最近では味も良くなり、幅広く楽しまれている。そうした中、サントリー(サントリーホールディングス・大阪市)がノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査を実施した。一都三県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)に在住する20〜60代の男女3万人が回答。そのうち、ノンアルコール飲料の月1日以上飲用者は1751人に達した。調査期間は、6月24日〜30日。

 2024年のノンアルコール飲料市場は伸長を続け、過去最大の規模となったという。10年前のデータとの比較では約1.6倍の市場規模になったと推定されている。そして、この1年にノンアルコール飲料を飲んだ人の約半数は月1日以上飲んでおり、ノンアルコール飲料の飲用経験では、全体の48.1%が「飲んだことがある」と回答。飲用頻度を聞いたところ、「月に1日以上」と回答した人が約半数(49.1%)を占め、「週に1日以上」と回答した人は28.4%。1年前に比べ、ノンアルコール飲料の飲用量も増えている。

 ノンアルコール飲料のイメージを月1日以上飲んでいる人に聞くと、「飲みやすい」(37.4%)、「お酒気分を味わえる」(35.2%)、「健康的」(28.9%)、「おいしい」(27.6%)、「時代にあっている」(26.0%)といった回答が上位に並んだ。一方、飲んだことがない人のうち27.8%が代替品(お酒が飲めないときに飲むもの)との認識を抱いている。

 ノンアルコール飲料を月1日以上飲んでいる人に飲む理由を聞いたところ、「健康に気をつけたいから」(24.8%)が「飲みやすいから」(24.5%)を抑えてトップに立った。以下、「休肝日を 作りたいから」(21.7%)、「お酒を飲んだ雰囲気が味わえるから」(21.5%)、「気分 転換・リフレッシュできるから」(21.3%)が続いている。一方で「車を運転したいから」といった、お酒が飲めない代わりという理由は15.8%にとどまった。