SDGs

久留米工業大「ASURA」開催のナイトプールで800人来場  テーマは「再利用」、オブジェは資源としてリサイクル

 久留米工業大学(福岡県久留米市)は、建築・設備工学科の正式なプロジェクトとして活動するデザイン集団「ASURA(アシュラ)」が8月15、16の両日、「2025ナイトプール」をグリーンピア八女(福岡県八女市)で開催し、来場者数は昨年の350人を上回る約800人だった、と発表した。

 ASURAがナイトプールを手がけるのは4回目。今年のテーマは、持続可能な開発目標(SDGs)を意識し「Reuse (再利用)」とした。 

 メインゲート入り口のオブジェは、大学で廃棄されたペットボトルを集めて丹念に洗った後、分類しパーツとして再利用した。オブジェはイベント終了後に解体し、資源としてリサイクルする。
今回、試験的に地元商工会から飲食ブースを出展してもらい、地域とのつながりを生み出すことができたという。来年度は、商工会などとの連携を強化し、八女市での大規模な夏の祭典として開催できれば、としている。