
大分県国東市の国東クリーブガーデン(キュウセツAQUA・福岡市)で、手のひらサイズの収穫かごを自作してオリーブを収穫する「オリーブ×七島藺(しちとうい)バスケタリー作りワークショップ」が10月12日(日)に開催される。雨が少ない瀬戸内式気候を生かして栽培されている国東オリーブと、国東で350年の歴史を持つ七島藺。歴史と伝統を編みこむ秋らしい1日を過ごそう。
七島藺というのは、国東半島で育てられる畳表の材料。イグサとは別種で、茎が三角形で中が詰まっており、イグサの5〜6倍の耐久性を持つとされている。畳表用に適するものは一本一本手植え・手刈りで育てられ、収穫後は乾燥させ、さらに1本ずつ選別される。鍋敷きや円座・アクセサリーなど、畳表にならないものを生かした工芸品も多く、使うほどにあめ色に変わる風合いも魅力の一つ。
ワークショップでは、七島藺工芸作家の岩切千佳さんを講師に招き、手のひらサイズの収穫かごを自作した後、そのかごを持って今が旬の国東のオリーブの実を収穫。実は持ち帰ることができる。定員は15人、参加費4500円。申し込みは国東クリーブガーデン広報・佐々木氏まで、氏名と連絡先を明記の上、メールt-sasaki@kyusetsuaqua.co.jpで申し込むか、電話090-2670-8682 / 0978-72-2720まで。最終締め切りは10月10日(金)12時。