食材を「切って・重ねて・煮る」3ステップで、おいしい料理に仕上げる調理法「重ね煮」。重ね煮の普及に取り組む「日本重ね煮協会」 (重ね煮アカデミー・神奈川県鎌倉市)が、第1回「重ね煮コンテスト2023」へのエントリーを、1月20日(金)から1月31日(火)まで受け付けている。
「重ね煮のある暮らしを日本中へ」を合言葉に開催する同コンテストは、重ね煮料理に特化した国内初のコンテストという。食材を重ねる順番には法則があり、陰性から陽性の順に重ねて火にかけると、食材同士が相乗効果を出して、砂糖や油を使わなくても丸くふくよかな味わいに仕上がるという重ね煮料理。切って重ねて煮るだけだから時短、皮むきやアク抜きをせず簡単でおいしく、SDGsな暮らしにつながる調理法として同協会は普及に取り組んでいる。
第1回重ね煮コンテストのテーマは「重ね煮のスープ」。春の食材を1種類以上使った重ね煮のスープを作品としてエントリー。エントリー締め切り後、予選はWEB投票、本選は会場で実際に調理・試食をした上で最高金賞、金賞が審査員により決定される。
エントリー方法は、公式HPのエントリーフォームに、作品の情報を入力の上、送信。2月13日(月)から2月21日(火)までの投票で予選が行われる。一定票数以上の票数を獲得した作品には、予選通過のメール連絡が同協会から届く。予選通過者は2月28日(火)までに、メール内に記載される所定の手続きにそって本選進出の意思を連絡。本選参加費用は6000円を予定。 本選は3月16日(木)に横浜市のブランチ横浜南部市場「NANBUBASE」で予定。会場で実際に作品を作り、審査員が試食して「おいしい!」と心が動いた作品に投票、日本一の重ね煮が決定する。本選の審査員は協会のメール会員から募集する。本選で獲得した審査員の票数で最高金賞・金賞が決定。選ばれた重ね煮作品を同日に表彰する。
なお、予選では日本重ね煮協会の公式メールマガジン読者からの投票は5ポイント、一般メールアドレスを活用しての投票は全て1ポイントが有効となる。同協会は、「2カ月間の長い戦いとなりますが、重ね煮と向き合いながらエントリーから予選、本選までの期間を存分に楽しんでいただければ」としている。